共働き家庭の中学受験は無理?送迎・塾選び・スケジュール管理術を徹底解説

  • 公開日:2026/2/12
  • 最終更新日:
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「共働きだから、中学受験は無理かもしれない…」

そんな不安を抱えている保護者の方は、決して少なくありません。塾への送迎、宿題のチェック、学校説明会への参加——中学受験には「親の関与」が必要な場面が多く、フルタイムで働く家庭にとってはハードルが高く感じられるのも無理はないでしょう。

しかし、結論から言えば、共働き家庭でも中学受験は十分に可能です

労働政策研究・研修機構(JILPT)の発表によると、2024年の共働き世帯は1,300万世帯に達し、夫婦のいる世帯全体の約72%を占めています。つまり、今や中学受験に挑む家庭の多くが共働きなのです。

この記事では、共働き家庭が中学受験で直面する現実的な課題と、それを乗り越えるための送迎問題の解決策、共働きに合った塾の選び方、スケジュール管理術、食事・生活リズムの効率化まで、実践的な方法を網羅的に解説します。

大切なのは「時間の量」ではなく「時間の質」。限られた時間をどう使うかの工夫次第で、専業家庭と同等以上の受験成果を出すことは十分に可能です。


共働きでも中学受験は十分に可能な理由

共働き世帯は今や7割超——中学受験の「多数派」は共働き家庭

「共働きで中学受験なんて…」と感じる方もいるかもしれませんが、まず知っておいていただきたいのは、共働きはもはや少数派ではないということです。

総務省統計局「労働力調査(詳細集計)」2024年版に基づくJILPTの発表によると、2024年の共働き世帯数は1,300万世帯で、専業主婦世帯(508万世帯)の約2.6倍にのぼります。特に、夫婦ともにフルタイム(週35時間以上)で働く世帯は496万世帯と、10年前から100万世帯以上増加しています。

2025年の首都圏の中学受験率は18.1%と過去2番目に高い水準を記録しており、共働き家庭からの中学受験参入は年々増加しています。「専業主婦でなければ中学受験は難しい」というのは、もはや過去の認識と言えるでしょう。

共働きだからこそ活かせる3つの強み

共働き家庭の中学受験には、専業家庭にはない独自の強みがあります。

1つ目は「経済力」です。世帯収入が多い分、塾代に加えてオンライン家庭教師や学習アプリへの投資もしやすくなります。中学受験は小学4年生から6年生まで継続的に費用がかかるため、経済的な安定は大きなアドバンテージです。

2つ目は「子どもの自立心が育ちやすい環境」です。親が常にそばにいないからこそ、子どもは自分でスケジュールを管理し、宿題に取り組む習慣が自然と身につきます。この自走力は、受験本番だけでなく中学入学後の学習にも大きく活きてきます。

3つ目は「親の時間管理スキル」です。仕事で培ったスケジュール管理や優先順位づけのスキルは、そのまま受験のスケジュール管理に応用できます。模試の日程管理や学校説明会の調整など、共働き家庭ならではの「段取り力」は強力な武器になります。

偏差値に不安がある場合でも、戦略次第で逆転合格を果たした家庭は多くあります。具体的な方法については「中学受験で偏差値40からの逆転合格法」もぜひ参考にしてください。

「時間の量」より「時間の質」が成果を左右する

中学受験において、親の最も大切な役割は「つきっきりで勉強を教えること」ではありません。多くの教育関係者が指摘するのは、「スケジュール管理」「メンタル管理」「健康管理」の3つこそが親の主要な役割だということです。

毎日長時間そばにいなくても、帰宅後の15〜30分で学習の進捗を確認し、声をかける——この「短くても質の高い関わり」が、子どもの学習効果を大きく左右します。具体的なスケジュール管理の方法は、後半の「共働き家庭の受験スケジュール管理術」で詳しく解説します。


共働き家庭が中学受験で直面する5つの壁

共働き家庭が中学受験を成功させるためには、まず「何が大変なのか」を正確に把握しておくことが重要です。課題を事前に知っておけば、対策も立てやすくなります。

壁①:塾の送迎と通塾スケジュールの確保

中学受験塾の多くは、小学4年生で週2〜3日、5年生で週3〜4日、6年生になると週4〜6日の通塾が必要になります。授業終了時間は学年が上がるにつれて遅くなり、6年生では20〜21時頃になるのが一般的です。

小学生を夜遅くに一人で帰らせることに不安を感じる保護者は多く、送迎が必須になるケースも少なくありません。フルタイム勤務の場合、退勤時間と塾の終了時間が重なり、物理的に送迎が難しいという問題が発生します。この送迎問題の具体的な解決策は「塾の送迎ができないときの5つの解決策」で詳しく解説します。

壁②:家庭学習の管理と宿題チェック

大手中学受験塾では、授業内容の定着を図るために毎回かなりの量の宿題が出されます。この宿題を計画的にこなし、理解度を確認していく作業は、特に低学年のうちは親のサポートが欠かせません。

共働き家庭では平日に宿題をチェックする時間が限られるため、「いつの間にか宿題が溜まっていた」「理解できていない単元が放置されていた」といった事態が起こりやすくなります。この課題に対しては、土日を活用した「まとめて確認する仕組み」や、自習室のある塾の選択が有効です。

壁③:保護者会・学校説明会・模試対応の時間確保

中学受験では、塾の保護者会、志望校の学校説明会、各種模試への同行など、平日に対応が必要なイベントが年間を通じて発生します。共働き家庭では、これらのために有給休暇の計画的な取得や夫婦間の分担が不可欠です。

近年はオンラインで参加できる学校説明会も増えています。また、夫婦で「説明会は母、保護者会は父」のように担当を分けている家庭も多く見られます。情報収集が遅れると志望校選びに影響するため、早めの計画が重要です。

このほか、共働き家庭では食事や生活リズムの管理子どものメンタルケアも課題になります。仕事と受験サポートの両立で保護者自身が疲弊してしまうケースもあり、「無理のない仕組みづくり」が重要です。これらの具体策は「受験期の食事・生活リズム・メンタル管理を効率化するコツ」のセクションで詳しく解説します。


共働き家庭に合った塾タイプの選び方

共働き家庭が中学受験を成功させるうえで、塾選びは最も重要な意思決定のひとつです。家庭の状況に合った塾タイプを選ぶことで、送迎や学習管理の負担を大きく軽減できます。

集団塾・個別指導・オンライン塾・家庭教師の特徴比較

中学受験で利用できる学習サービスは主に4タイプあります。それぞれの特徴を共働き家庭の視点で整理しました。

塾タイプ送迎負担親の関与度費用感学習管理サポート
集団塾(SAPIX・日能研等)大きい(通塾必須)高い(宿題管理等)中〜高カリキュラム主導型
個別指導塾やや大きい中程度高め個別にカスタマイズ
オンライン塾・家庭教師なし(自宅受講)低〜中中程度個別対応が可能
訪問型家庭教師なし(自宅訪問)低い高め完全個別対応

大手集団塾はカリキュラムの質と情報量に強みがありますが、宿題管理や送迎の負担が大きい傾向があります。一方、オンライン系のサービスは送迎不要で時間の柔軟性が高く、共働き家庭との相性が良い選択肢です。

集団塾とオンライン家庭教師を併用して成績を伸ばす方法については、「SAPIX・日能研の塾併用で成績を上げる方法」で詳しく解説しています。

共働きの状況別「おすすめ塾タイプ」

共働きといっても、勤務形態や家族のサポート体制は家庭によって異なります。状況別におすすめの塾タイプを整理しました。

フルタイム×夫婦とも通勤の場合

おすすめ:面倒見の良い中小規模塾+オンライン家庭教師の併用

自習室があり、宿題管理まで塾側がフォローしてくれる環境が理想的です。苦手科目はオンライン家庭教師で補うと、送迎の負担を最小限に抑えながら学習の質を確保できます。

片方がリモートワークの場合

おすすめ:大手集団塾+家庭での学習フォロー

在宅勤務の柔軟性を活かし、帰宅後の声かけや週末の振り返りタイムを確保しやすい環境です。大手塾のカリキュラムをメインに据え、家庭で宿題チェックを行う王道パターンが機能しやすくなります。

祖父母のサポートがある場合

おすすめ:大手集団塾をメインに活用

祖父母に送迎をお願いできるなら、大手塾の充実したカリキュラムと情報力をフルに活かせます。ただし、学習内容の管理は保護者が主体で行い、祖父母には送迎と見守りを中心にお願いするのがスムーズです。

塾選びで確認すべき5つのチェックポイント

共働き家庭の塾選び チェックリスト

  • 自習室の有無:授業前後に自習できるスペースがあるか。共働き家庭では「塾で宿題を終わらせて帰る」習慣が効果的
  • 振替制度:急な残業や子どもの体調不良時に授業を振り替えられるか
  • 保護者向けオンライン面談:塾に出向かずにオンラインで面談や保護者会に参加できるか
  • 宿題管理のサポート体制:宿題の進捗を塾側で確認し、保護者にフィードバックしてくれるか
  • 通塾ルートの安全性:自宅から塾までの経路、夜間の明るさ、交通量などの安全面

塾の送迎ができないときの5つの解決策

共働き家庭の中学受験で最も悩ましい問題のひとつが「送迎」です。しかし、送迎問題には複数の解決策があります。家庭の状況に合わせて、いくつかの方法を組み合わせて活用するのが現実的です。

解決策①②:自宅近くの塾を選ぶ+GPS端末で安全を確保する

最もシンプルな解決策は、自宅から徒歩または自転車で通える範囲の塾を選ぶことです。通塾距離を短くすることで、一人通塾の安全面のリスクを最小限に抑えられます。

一人通塾をさせる場合は、キッズケータイやGPS端末の活用がおすすめです。リアルタイムで子どもの位置を確認できるため、保護者の安心感が大きく違います。塾の到着・出発のタイミングで通知が届く設定にしておけば、仕事中でもさりげなく見守ることが可能です。

なお、塾を選ぶ際は事前に実際の通塾時間帯に通学ルートを歩いてみることをおすすめします。昼間は安全でも、夜間は暗くなるルートもあるため、夕方〜夜の環境チェックが重要です。

解決策③:オンライン塾・オンライン家庭教師で送迎問題を根本解決する

送迎そのものをゼロにできる選択肢が、オンライン塾やオンライン家庭教師の活用です。自宅で受講できるため、通塾時間がなくなり、その分を学習時間や睡眠時間に充てられます。

オンライン家庭教師は、集団塾のメインカリキュラムを補う形で併用するケースが増えています。たとえば、集団塾で週3〜4日通塾し、苦手科目のフォローや過去問対策をオンライン家庭教師で行うといったパターンです。

中学受験に対応した家庭教師サービスの選び方や比較については、「中学受験対応の家庭教師5社を徹底比較」で詳しく紹介しています。

解決策④⑤:夫婦のシフト制・祖父母・外部リソースの活用

送迎を一人で抱え込まず、家族全体で分担する「チーム体制」を組むことが大切です。

夫婦の曜日分担(シフト制)は、最も取り入れやすい方法です。たとえば、「月・水は母が送迎、火・木は父が送迎」のように曜日ごとに担当を決めれば、一人あたりの負担が半分になります。リモートワークの日に送迎を担当するなど、勤務形態に合わせた調整も有効です。

祖父母の協力を得られる場合は、特に低学年のうちは積極的にお願いしましょう。送迎だけでなく、塾の前後のおやつや夕食の準備を担ってもらえると、保護者の負担が大幅に軽減されます。

また、自治体のファミリーサポート制度(送迎支援を行うボランティア制度)を活用している家庭もあります。お住まいの地域でどのような支援制度があるか、一度自治体の窓口やWebサイトで調べてみることをおすすめします。利用には事前登録が必要なケースが多いため、受験学年になる前に早めに情報収集しておくと安心です。


共働き家庭の受験スケジュール管理術

共働き家庭が中学受験を乗り切るうえで、スケジュール管理は「親の最も大きな仕事」と言っても過言ではありません。限られた時間をいかに効率的に使うかが、受験の成否を分けます。

平日のタイムスケジュール例(帰宅後〜就寝まで)

💡 受験スケジュール管理は「電車の運行ダイヤ」

中学受験のスケジュール管理は、電車の運行ダイヤに似ています。毎日同じ時刻に同じ電車が来るからこそ、利用者は安心して乗れます。子どもの生活も同じで、「帰ったら手を洗って→おやつ→宿題→塾」というルーティンが固まれば、親が毎回指示しなくても自動的に動けるようになります。ダイヤが乱れても、元に戻す基準があることが重要なのです。

共働き家庭の平日スケジュールは、以下のような流れが一般的です。

  1. 15:30〜16:00 学校から帰宅→おやつ・着替え
  2. 16:00〜17:00 学校の宿題+塾の宿題(自宅で取り組める分)
  3. 17:00〜17:30 塾への移動(または自宅でオンライン授業の準備)
  4. 17:30〜20:30 塾の授業
  5. 20:30〜21:00 帰宅→軽食・入浴
  6. 21:00〜21:30 親との「振り返り5分」(今日の授業内容・困ったことを短く共有)
  7. 21:30〜22:00 就寝準備→就寝

ポイントは、帰宅後の流れを「ルーティン化」することです。毎日同じ順番で行動する習慣が身につけば、親が細かく指示しなくても子ども自身で動けるようになります。特に重要なのが「振り返り5分」で、親が帰宅後にたった5分でも子どもの話を聞く時間を作ることで、学習の進捗把握と子どもの安心感を同時に確保できます。

休日の活用法と「振り返りタイム」の確保

共働き家庭では、土日を「まとめて確認する日」として戦略的に活用することが成功のカギです。

休日に行うべきことは主に3つあります。

  1. 一週間分の塾の宿題・テストの振り返り(できなかった問題の確認と復習計画の作成)
  2. 翌週のスケジュール確認(塾の時間割、模試、学校行事等の調整)
  3. 苦手分野の集中学習(平日にはできない「じっくり取り組む時間」の確保)

この「週末の振り返りタイム」を1〜2時間確保するだけで、平日に細かくチェックできない分を十分にカバーできます。また、家庭学習の環境づくりについては「中学受験に向けた家庭環境づくり」もあわせて参考にしてください。

夫婦の役割分担を「見える化」する方法

中学受験で夫婦間のすれ違いやストレスが生じる原因の多くは、「誰が何を担当しているかが曖昧」なことにあります。これを防ぐには、役割分担の「見える化」が効果的です。

具体的には、Googleカレンダーやスプレッドシートを活用して、以下の項目を夫婦で共有しましょう。

  1. 塾の送迎担当(曜日ごとに割り振り)
  2. 学習チェック担当(例:算数は父、国語は母)
  3. 学校説明会・保護者会の出席担当(交代制にするとスムーズ)
  4. 模試の申し込み・結果分析
  5. 塾弁・食事の準備

すべてを均等に分ける必要はなく、それぞれの得意分野や仕事のスケジュールに合わせて調整すれば十分です。大切なのは、「どちらか一方に負担が偏らない仕組み」を作ることです。


受験期の食事・生活リズム・メンタル管理を効率化するコツ

中学受験は長期戦です。学力だけでなく、子どもの健康と精神面をいかに安定させるかが、最終的な結果に大きく影響します。共働き家庭では「完璧を目指さない」ことが、むしろ長続きの秘訣です。

塾弁・夕食の時短テクニック

塾がある日は、子どもに夕食代わりの「塾弁」を持たせる家庭が多くあります。しかし、毎日手作りの塾弁を用意するのは、フルタイムで働く保護者にとって大きな負担です。

ここで重要なのは、「毎日完璧な手作り弁当でなくてもいい」という割り切りです。以下のような方法を組み合わせることで、無理なく続けられます。

  1. 週末の作り置き:日曜日に数品のおかずをまとめて作り、冷凍保存。朝に詰めるだけで塾弁が完成します
  2. ミールキット・宅配サービスの活用:食材とレシピがセットになったミールキットを利用すれば、調理時間を大幅に短縮できます
  3. コンビニ・スーパーの惣菜の活用:栄養バランスに配慮しつつ、忙しい日は市販品に頼ることも選択肢です。おにぎりだけは手作り、おかずは市販品という「ハイブリッド方式」も現実的です

睡眠時間の確保と生活リズムの整え方

⚠️ 睡眠不足は学習効率を大きく下げる

小学生には9〜12時間の睡眠が推奨されています(厚生労働省の情報を参考)。日中に塾で学んだ内容は睡眠中に脳に定着するため、夜更かしして勉強時間を増やすよりも、十分な睡眠を確保する方が学習効率は高いと考えられています。塾から帰宅後は、できるだけ速やかに入浴・就寝の流れに入れるよう、生活リズムを設計しましょう。

生活リズムを安定させるポイントは、「就寝時間を固定し、そこから逆算して一日を設計する」ことです。たとえば22時就寝を目標にするなら、21時半から就寝準備を始め、その前に入浴を済ませる…という形で逆算します。

また、朝の時間を有効活用する「朝型学習」も一つの選択肢です。塾から帰宅後は疲れて集中力が落ちていることが多いため、簡単な計算ドリルや漢字練習を朝の15分に回すだけでも効果があります。

受験ストレスとの向き合い方(親子のメンタルケア)

共働きで中学受験を経験した保護者に共通するのが、「もっと子どものそばにいてあげたいのに、できない」という罪悪感です。仕事と受験サポートの両方が中途半端に感じ、自分を追い込んでしまうケースも少なくありません。

しかし、実際には「ずっとそばにいること」が必ずしも良い結果につながるわけではありません。ある程度の距離感があるからこそ、子どもは自分で考え、行動する力を身につけます。大切なのは「一緒にいる時間の長さ」ではなく「一緒にいる時間の密度」です。

子どもへの声かけで意識したいのは、以下の3つのポイントです。

  1. 結果ではなく努力を認める:「テストで○点取れたね」より「今週もちゃんと塾に通って頑張ったね」
  2. 気持ちに寄り添う:「勉強したくない」と言われたら、まず「そうだよね、疲れるよね」と共感してから対応する
  3. 親自身も息抜きを大切にする:親がストレスを溜めると、それは必ず子どもに伝わります。意識的に自分の時間を確保しましょう

夫婦間で受験に対する温度差がある場合は、学校見学に一緒に行くことで認識のギャップが埋まりやすくなります。「百聞は一見にしかず」で、実際に学校を訪れると、受験の意義について共通の理解が生まれやすいものです。


よくある質問(FAQ)

共働きで小5から中学受験を始めても間に合いますか?

受験する学校や教科の選び方次第で間に合う可能性はあります。小5スタートの場合は、教科を絞る、個別指導やオンライン家庭教師を活用して効率的に学習する、中堅校を中心に志望校を設定するといった戦略が重要です。具体的な戦略については「小5から中学受験は今から間に合う?」で詳しく解説しています。

中学受験の塾代はどれくらいかかりますか?

大手集団塾の場合、年間で数十万円〜が目安となり、6年生になるとさらに費用が上がる傾向があります。これに加えて、模試代、教材費、季節講習費(春期・夏期・冬期)、場合によっては個別指導や家庭教師の併用費も発生します。共働き家庭は世帯収入の面で有利ではありますが、受験が本格化する5年生以降に急に出費が増えて慌てないよう、早めに家計シミュレーションを行っておくことが大切です。最新の料金は各塾の公式サイトでご確認ください。

子どもが一人で勉強できない場合はどうしたらいいですか?

まずは「勉強する環境」を整えることが第一歩です。自習室のある塾を選ぶ、オンライン自習室サービスを活用する、家庭教師に伴走してもらうなどの方法があります。いきなり長時間の自学自習を求めるのではなく、「まず15分間だけ集中する」ことから始め、少しずつ自立学習の習慣を育てていくことが大切です。

夫婦で受験への考え方が違う場合はどうすればいいですか?

夫婦間の温度差は多くの家庭で見られる問題です。大切なのは、子どもの意思を中心に据えて話し合うことです。まずは志望校の学校見学やオープンスクールに夫婦一緒に参加してみてください。実際に学校の雰囲気を体感することで、言葉だけでは伝わらない「中学受験のメリット」が共有でき、認識が合いやすくなります。

在宅勤務(テレワーク)を中学受験のサポートに活用するコツはありますか?

在宅勤務の柔軟性は、中学受験のサポートにおいて大きな武器です。特に効果的なのは、子どもが帰宅した直後の15〜30分を「声かけ+進捗確認タイム」として確保することです。ただし、仕事中にずっと勉強を見ようとすると、かえって仕事も受験サポートも中途半端になりがちです。「関わる時間」と「仕事の時間」のメリハリを意識しましょう。


まとめ:共働き家庭の中学受験を成功させるために

この記事では、共働き家庭が中学受験に挑戦する際の課題と、それを乗り越えるための具体的な方法を解説しました。

  • 共働きでも中学受験は十分に可能:共働き世帯は約72%を占め、中学受験の「多数派」です。経済力・子どもの自立心・時間管理スキルなど、共働きならではの強みを活かしましょう
  • 「時間の質」を高めることが成功のカギ:帰宅後の5分の振り返り、週末のまとめ確認など、短くても密度の高い関わり方を意識しましょう
  • 塾選びは家庭の状況に合わせて:フルタイム勤務、リモートワーク、祖父母のサポートなど、家庭の条件に合った塾タイプを選ぶことで負担を大きく減らせます
  • 送迎問題は複合的に解決できる:近隣塾の選択、GPS端末の活用、オンライン学習、夫婦のシフト制、外部リソースの活用など、複数の方法を組み合わせましょう
  • 食事・生活リズムは「完璧を目指さない」が継続のコツ:作り置きやミールキットの活用、市販品の併用など、無理のない方法で乗り切りましょう

共働きだからこそ、限られた時間の中で「本当に必要なこと」に集中する力が養われます。その力は、お子さんの受験だけでなく、入学後の学校生活や将来の自立にも必ず活きてくるはずです。「完璧な受験サポート」を目指すのではなく、「わが家にとって無理のないやり方」を見つけることが、長い受験期間を乗り越える最大のコツです。

塾選びやオンライン家庭教師の活用をお考えの方は、「家庭教師の比較記事はこちら」もぜひご覧ください。お子さんとご家庭に合った最適な学習環境を見つけるヒントが見つかるはずです。

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