【小学生向け】「ぐりとぐら」と初めて出会う、とっておきの読み聞かせガイド(1・2年生向け)

おいしい冒険と優しい気持ち。「ぐりとぐら」が育む豊かな心

「この よで いちばん すきなのは、おりょうりすること たべること」

のねずみのぐりとぐらは、森で大きなたまごを見つけ、カステラを作ることに…。

1963年の出版以来、世代を超えて愛され続けている絵本「ぐりとぐら」シリーズ。

小学校低学年のお子さんを持つ保護者の方へ、初めて「ぐりとぐら」を読むお子さんに向けて、その魅力と読み聞かせのポイントをお伝えします。


「ぐりとぐら」が子どもたちに与える、5つの魔法

1. 豊かな想像力が育つ

森で大きな卵を見つけ、大きなカステラを焼くというワクワクする冒険。
子どもたちの自由な発想と想像力を刺激します。
「もしも、こんな卵を見つけたら…?」と、絵本の世界から現実世界へと、想像の翼を広げるきっかけになります。

2. 食への興味がわく

ほかほかのカステラの匂いが漂ってきそうな、おいしそうな料理の描写。
ぐりとぐらが料理を楽しみ、森の動物たちと分け合って食べる姿は、子どもたちの食への興味や好奇心を自然と育みます。

3. 友情の大切さを学べる

ぐりとぐらは、いつも一緒。
協力して料理を作り、困難を乗り越え、喜びを分かち合います。
友達っていいな」「一緒に何かをするって楽しいな」という気持ちを育むことができます。

4. 分かち合う喜びを知る

森の動物たちみんなで、カステラを分け合って食べるシーン。
分け合うことの喜び、みんなで食べることの楽しさを、子どもたちは自然と感じ取ることができます。

5. 優しい心を育む

ぐりとぐらの、明るく、優しく、前向きな心。
困難にもくじけず、周りの人々を幸せにする姿は、思いやりの気持ちを育みます。


【読み聞かせのポイント】ぐりとぐらの世界をもっと楽しむ方法

📖 ゆっくり、はっきりと
低学年のお子さんにも分かりやすいように、ゆっくり、はっきりと読んであげましょう。

🎭 声色を変えて
ぐりとぐら、森の動物たちなど、登場人物によって声色を変えると、より楽しめます。

👀 一緒に楽しむ
「カステラ、おいしそうだね」「ぐりとぐら、次はどうするのかな?」など、語りかけながら読むのもおすすめです。

👃 五感を刺激する
読み聞かせの前に、カステラの匂いを嗅いだり、卵を割る音を聞かせたりすると、より絵本の世界に入り込めます。


「ぐりとぐら」から広がる遊び

「ぐりとぐら」を読んだ後は、絵本の世界を飛び出して、親子で一緒に遊びながら体験してみましょう!

🍳 お料理ごっこ: ぐりとぐらのように、カステラやホットケーキを一緒に作ってみましょう。

🎨 お絵描き: ぐりとぐらや、森の動物たち、カステラの絵を描いてみましょう。

🎭 劇遊び: ぐりとぐらの物語を、劇にして演じてみましょう。

🌳 自然観察: 森や公園に出かけて、ぐりとぐらが見つけたような、自然の宝物を探してみましょう。


まとめ|「ぐりとぐら」が子どもに与える一生の宝物

「ぐりとぐら」は、子どもの心に温かい光を灯してくれる、魔法のような絵本です。

読み聞かせを通して、親子の絆を深め、子どもの豊かな心を育むことができます。

「ぐりとぐら」との出会いが、お子さんにとって、生涯忘れられない、宝物のような経験となることを願っています。


📚「ぐりとぐら」シリーズ、どれから読む?

シリーズはたくさんありますが、初めてのお子さんには、こちらの2冊がおすすめです!

📖 『ぐりとぐら』 (シリーズ第1作目。大きなカステラを作るお話)
📖 『ぐりとぐらのおきゃくさま』 (サンタクロースが登場するお話)


📌 書籍情報

タイトル: ぐりとぐら
著者: 作: 中川李枝子 / 絵: 大村百合子
出版社: 福音館書店
発売日: 1963年11月
ISBN: 978-4834000825
対象年齢: 4歳~7歳
学年: 幼稚園年少~小学校2年生
ジャンル: 絵本 / ファンタジー / 友情 / 食育

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