大学生に人気の原付免許とは?

       
  • 公開日:2022/2/10
  • 最終更新日:2022/4/15

大学生に人気の原付免許は、普通車免許とは異なります。
原付免許とは、次のような免許です。

  • 原動機付自転車は、排気量が50cc以下のバイクで、原付免許を取得することで運転が可能
  • 普通自動車免許でも運転することが可能
  • 16歳以上であれば取得ができる
  • 最短1日で取得が可能

原付免許の大きな特徴は、最短1日で取得が可能であるということです。
16歳以上であれば、受験が可能なので、大学生でも取得できます。

原付免許を取得するためには

原付免許を取得するためには、以下の条件をクリアする必要があります。

  • 16歳以上で、視力が両眼で0.5以上であること。(一眼が見えない人は、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること)
  • 聴力、色彩識別能力、運動能力などに問題がない人

原付免許を取得するのにかかる費用

  • 受験料1,500円
  • 免許証交付料2,050円
  • 原付講習受講料 4,500円

※受講費用については、都道府県で異なる場合がありますので、必ずご自身で確認しましょう。

必要になる書類

  • 本籍が記載されている住民票の写し
  • 本人確認書類
  • 申請用写真 (縦3cm×横2.4cm 1枚) 無背景、無帽、正面、上三分身で申請前6か月以内に撮影したもの

参照資料

(https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/annai/gentsuki/tetsuzuki16.html)

原付免許の試験の流れとは

原付免許を取得するには、運転免許センターで試験を受ける必要があります。
原付免許の試験の流れは以下の通りです。

  • 受付を行う
  • 適性試験を受ける (視力、聴力、運動能力等の検査)
  • 学科試験 交通ルールやマナーに関する問題が出題される。試験時間は30分で、文章問題が46問、イラスト問題が2問出題。合計50点満点で、90%以上、つまり45点以上であれば合格となる。
  • 学科試験に合格した場合には、技能講習を受講しなければならない。

原付免許を取得するためには、適性試験と学科試験に合格する必要があります。
ただし、適性試験と学科試験に合格しただけでは、免許証は交付されません。
学科試験合格後に、技能講習を受講する必要があります。
この技能講習は、3時間の講習で、乗車方法、基本的な操作などを学ぶ。

技能講習なので、試験ではありませんので、合格、不合格というものはありませんので、落ち着いて受講しましょう。
原付の技能講習を受ける際の注意点についてですが、長袖、長ズボンなどの原付を運転するのにふさわしい服装で受講する必要があります。
また、サンダルやハイヒールなどでは受講することができないので、注意しましょう。
この技能講習を受講することで、免許証が交付されます。

原付免許を取得するメリットとは?

大学生が原付免許を取得するメリットには、次のようなものがあります。

  • 通学が楽になる
  • 身分証として使用することができる
  • 行動範囲が広がる
  • バイトの選択肢が広がる
  • 車よりも維持費や取得費用が安い

大学に通学する際には、自転車やバス、電車等を利用している人が多いでしょう。
ただし、朝の通勤時間帯は満員の電車やバスなどを利用しなければならず、精神的に疲れてしまう、時間に追われてしまうということがあります。
ですが、原付であればそのような問題を解消することができるのでオススメです。
さらに、メリットとして挙げられるのが、身分証として利用することができるということ。
大学生になると、様々な場面で身分証の提示を求められることがありますが、その際に提示することができます。
原付免許を取得することで得られるメリットとして大きいのが、行動範囲が広がるということです。
歩きなどでは行きづらかった場所に買い物に出掛ける、友達の家に行くなど行動範囲が広がります。

同様のことは、バイトを選ぶ際にもいえるでしょう。
自宅や大学から歩いて通える距離でバイトを探すとなると、数が少なくなかなか見つからないということも少なくありませんが、原付で移動すれば、さらに広い範囲でバイトを見つけることができるので、バイトが見つかる可能性が高くなります。

大学生になると、普通車免許を取得して、車を購入する人もいますが、購入費用と維持費が高いという問題がありますが原付であれば、車よりもずっと安く済むので経済的です。

原付を運転する際の守るべきルール

原付を運転する際には、必ず守らなければならないルールがあります。

  • 最高速度は時速30kmであること
  • 原則的に、第一通行帯(道路の一番左側の車両通行帯)を走行すること
  • 2人乗りの禁止
  • 二段階右折の必要な交差点などでは、二段階右折を行う
  • 高速道路の走行はできない

原付の場合には、二段階右折などの独特のルールもあるので、交通ルールとあわせて守る必要があります。
とくに、注意しておきたいのがスピードです。
原付の場合には、標識に関係なく最高速度は時速30kmであるということに注意しましょう。
道路上には、40kmの標識がありますが、原付の場合には最高速度が時速30kmとなっています。
さらに、走行する通行帯は一番左である点、2人乗りや高速道路での走行はできない点にも注意しましょう。
そして、最も注意しておきたいのが二段階右折です。
二段階右折の標識がある場所では、二段階右折を行わなければなりません。
逆に、二段階右折禁止の標識もありますので、注意が必要です。
原付には独特のルールもあるので、しっかりとルールを守りましょう。

関連リンク:大学生で運転免許を取らないデメリットとは?

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IT企業に就職後、フリーランサーとして独立。
主にWEBサイト運営、パソコン整備を行っています。

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