eスポーツ英会話は、「ゲームで遊ぶほど、英語で話したくなる」という独自メソッドで、継続率97%(2025年1月実績)という高い実績を誇るオンライン英会話スクールです。
しかし、ゲームが主体となるため、「自分の子供の年齢や英語レベルに合っているのか」「英語が全く話せない初心者でも大丈夫なのか」と疑問を感じる保護者の方もいるでしょう。
本記事では、eスポーツ英会話の正式な対象年齢、英語レベル別のコース内容、そして新登場の中学生向け文法コースの詳細までを解説し、お子さまの年齢とレベルに合わせてどのように学習をスタートさせるべきかをご案内します。
eスポーツ英会話の対象年齢は「小学生以上」
eスポーツ英会話の対象年齢は、主に小学生以上です。
ボイスチャット可能な年齢が基準
対象年齢が小学生以上と設定されている主な理由は、レッスンにDiscord(ディスコード)という通話アプリのボイスチャットを使用するためです。ボイスチャットによる会話コミュニケーションが取れる年齢として、小学生以上が基準となっています。
なお、マインクラフト(マイクラ)のレッスンについても、ボイスチャットによる会話コミュニケーションが必要なため、小学生以上のお子さんがプレイ可能です。
実際の受講生の年齢層
eスポーツ英会話は、幅広い年齢層の生徒に利用されています。
- 小学生(低学年〜高学年):もちろん主な対象です。
- 中学生:参加可能です。
- 高校生・大人も参加可:中学生から大人までさまざまな年齢の方がレッスンを受講しており、高校生や既卒生も対象に含まれています。また、大人向けには、仕事で英語を使えるようになることを目指すリスキリングに特化した社会人向けeスポーツ英会話も提供されています。
英語レベル別の3つのコース
eスポーツ英会話は、学年ではなく英語力に合わせて、初級・中級・上級の3つのレベルが用意されており、どのレベルからでも安心してスタートできます。レッスンは、コーチ1人に対して生徒3人の少人数グループレッスン形式で、1回80分〜と長く設定されています。
レベル | 対象者/到達目標 | 期間の目安 |
---|---|---|
初級 | 英語を学ぶのが初めての方から、ある程度単語で話せる方まで | 6〜12ヶ月(英語好きになるまで) |
中級 | 初級を終了し、センテンスで話せる方むけ | 13〜24ヶ月(日常会話へ拡大) |
上級 | 全ての会話を英語でやりとりする | 上級終了後(ディスカッションレベルへ) |
初級コース:英語初心者でも安心
初級コースは、英語を学ぶのが初めての方から、ある程度単語で話せる方まで幅広く学べるコースです。
- 単語・フレーズリスト完備:初級クラスでは単語やフレーズリストが用意されているため、英語初心者でも安心して参加できます。
- コーチの日本語サポートあり:コーチは日本語も対応できるため、困った時には日本語でサポートもします。
- 6-12ヶ月で英語好きに:この段階では、まずはゲームという狭い会話テーマで英語に触れ、英語を使ってみる、気持ちを伝えることを繰り返します。英語が伝わる楽しさとタイムリーな発話力を身につけることで、英語を好きになることを目指します。
中級コース:日常会話に範囲拡大
初級で会話の楽しさを知った生徒がステップアップするコースです。
- センテンスで話せるレベル:初級を終了し、センテンス(文章)で話せるようになった生徒が対象です。
- 13-24ヶ月で英語率の高い会話へ:開始から13〜24ヶ月で、ゲームだけでなく日常会話に範囲を広げていきます。これにより、英語率の高い会話を楽しめるようになり、英語話者との会話はカタコトでも苦手意識がなくなるレベルを目指します。
- 最終目標:中級終了後には、日常会話を自信をもって話せるようになり、カタコトでも英語話者と堂々とコミュニケーションをとれるレベル、つまりグローバル15億人80ヶ国の英語話者の世界に飛び込めるレベルを目指します。
上級コース:英語で英語を学ぶ
上級コースでは、全ての会話を英語でやりとりします。
- 全ての会話を英語で:英語で英語を教わることで、さらに会話の量と質を広げます。
- ディスカッションレベルを目指す:他人の意見を英語のまま理解し、カタコトでも自分の意見を英語で伝えられる、英語ディスカッションができるレベルを目指します。
【NEW】中学英語文法コース
eスポーツ英会話では、中学生の学校学習を効果的にサポートするための新しいコースが新登場しました。
中学教科書準拠カリキュラム
この新コースは、全国の中学校で広く採用されている教科書の文法事項に準拠したカリキュラムを学べるのが特徴です。
フォートナイト使用の宿題テキスト
レッスンでは、フォートナイトのゲーム要素を取り入れたオリジナル宿題テキストや、ロールプレイング演習を通じたテスト対策など、中学校の英語学習を効果的にサポートします。
現在事前登録受付中
このコースの対象は中学生で、ゲームタイトルはフォートナイトです。現在応募多数のため、レッスン開始情報については事前登録をして新規募集の案内を待つ必要があります。
年齢別おすすめの始め方
お子さまの年齢や発達段階に合わせて、eスポーツ英会話の特性を活かした最適なスタート方法があります。
小学1-3年生:マインクラフトで楽しく
小学1〜3年生のような低学年のお子さまには、マインクラフト(マイクラ)がおすすめです。サンドボックス・ゲームであり、英語学習を「楽しい」と感じるきっかけ作りや、英語が伝わる楽しさを体験するのに適しています。さらに、マイクラはプログラミング要素が強いゲームでもあるため、英語とプログラミング的思考の両方を養えると言われています。
小学4-6年生:フォートナイトで瞬発力
小学4〜6年生の高学年や、ゲーム経験が豊富な生徒には、フォートナイトなどの競技系シューティングがおすすめです。フォートナイトはゲーム中の瞬間的な状況で英語を発話することを繰り返すため、即時応答力(日本語を介さず即座に英語で考えて発話できる力)を鍛えるのに効果的です。
中学生:文法コースで学校英語も強化
中学生には、新登場の中学英語文法コース(フォートナイト使用)で、ゲームと学校教育のハイブリッド学習が可能です。また、中学生は英検2級に合格するなど、具体的な成果を出している実績もあります。
英語初心者でも大丈夫?よくある不安を解消
eスポーツ英会話は、特に英語学習に苦手意識を持つお子さまや、人見知りのお子さまにも配慮された仕組みがあります。
「英語が全く話せない」→単語から始められる
大丈夫です。初級クラスでは単語やフレーズリストが用意されており、初心者でも参加できます。また、コーチは日本語対応も可能なので、本当に困った時は日本語でのサポートも受けられます。ゲシピ株式会社代表取締役CEOの真鍋拓也氏の考えに基づき、初期のレッスンでは、日常会話など本人が興味のないテーマを無理やり話すのではなく、大好きなeスポーツを通して英語でコミュニケーションする楽しさを感じることからスタートします。
「人見知り」→ゲームという共通話題で打ち解けやすい
レッスンはコーチ1人に対し生徒3人の少人数グループレッスン形式で、毎回同じコーチ、メンバーでレッスンを受けることができます。人見知りしやすいお子さまでも、ゲームという共通の話題と目的があるため、心理的なハードルが高くなく、仲間と協力しながら自然に英語を話すきっかけを得られます。
「親のサポートが必要?」→初回準備後は子供だけでOK
レッスン自体は、面談審査のうえ厳選されたeスポーツ英会話の専属コーチがしっかりサポートするため、お子さまだけで参加して大丈夫です。ただし、初回準備(ゲームソフト、ゲーム機、Discordの設定など)までは保護者様が責任を持って進める必要があります。
まとめ:お子様の年齢・レベルに合わせて無理なくスタート
eスポーツ英会話は、ボイスチャットによる会話コミュニケーションが取れる小学生以上を対象としており、中学生や大人まで幅広い年齢層が受講しています。
英語力に合わせた初級、中級、上級の3レベルが用意され、初心者でも単語や日本語サポートを受けながら、楽しく学習をスタートできます。特に中学生には、学校の文法学習を補強できる中学英語文法コースが新設されました。
継続率97%の実績は、この「楽しさ」と「レベルに合わせた無理のないステップ」があるからこそ実現しています。
eスポーツ英会話は現在、応募多数のため順番待ち・抽選での案内となっています。お子さまの年齢やレベルに合わせて、まずは公式サイトから事前登録を行い、レッスン開始の枠を確保することをおすすめします。