大学生が在学中に取っておきたい英語の資格は、次のような資格です。

• TOEIC(トーイック)
• 英検
• TOEFL(トーフル)
• 日商ビジネス英語検定

などの資格がオススメです。
就活などで最も必要となるのが、「TOEIC」となります。
TOEICにも様々な試験がありますが、一般的にTOEICと言うと、TOEIC　 Listening & Reading Testのことです。
名称からも想像することができるように、Listening(聞く)とReading(読む)の2つの英語力を測定。
一般的な資格試験のように、合格、不合格ではなく10～990点のスコアで評価されます。
気になるのが、どのくらいの点数を取ればよいのかです。
こちら(https://www.iibc-global.org/toeic/special/job/c4/intern.html)を参照するとわかりますが、新入社員に期待するスコアとして、「535点」となっています。
少なくてもこれ以上のスコアを取る必要があるでしょう。
ライバルに差をつけるためにも、少なくとも在学中に600点以上のスコアを獲得するのがオススメです。

英検(実用英語技能検定)は、1～5級まであります。
TOEICと異なり、こちらはスコアではなく合格、不合格で判定。
履歴書などで評価されるためには、少なくとも2級以上に合格しておくのがよいでしょう。
出題形式は、級によって異なりますが、3級以上からは、筆記・リスニングの他に面接が加わります。
英検は、幅広い年齢層が受験していて、企業などでも評価されることが多いのが特徴です。
大学在籍中に、2級以上に合格すると就活の際にも英語力をアピールすることができますよ。

TOEFL(トーフル)とは、英語を母国語としない人の英語力を判断するための試験です。
大学生のなかで、海外に留学したいと考えている人には、必須とも言える試験。
海外の大学では、留学希望者がどのくらいの英語力を持っているかを判断するのに使用。
試験では、「読む・聞く・話す・書く」の4つを測定します。
こちらの試験も合格・不合格ではなく、スコアで表示。
それぞれのスコア(0-30)、総合スコア(0-120)で表示されることになります。
海外留学を目指すのであれば、総合スコアで最低でも90点以上を目指すのがよいでしょう。

日商ビジネス英語検定は、商工会議所の検定試験です。
1～3級までの試験。
TOEICなどの試験と大きく違うのは、よりビジネスに特化した試験となっていることです。
英語を使ったビジネスコミュニケーション能力を測定します。
4つの能力のなかでもWritingを重視する試験。
ビジネスシーンで日常的に使用する、企画書、報告書、電子メールの作成などが内容となります。
合格・不合格で判定され、70点以上が合格ラインです。
大学生であれば、2級以上の取得と目指しましょう。

それぞれにあった勉強方法を選ぶ

大学生が取っておきたい英語の資格として、いくつか紹介しましたがスコアアップ・合格するためには、それぞれにあった勉強方法で勉強をすることが大切です。
やみくもに英語の勉強をしてもスコアアップ・合格にはつながりません。
スコアアップ・合格のためのポイント

• 公式問題集・テキストを使用すること
• 過去問を何度も解くこと

が重要となります。

ほとんどの試験では、公式問題集・テキストなどが販売されています。
公式問題集やテキストでは、試験範囲、試験内容に基づいて作成されていますので、やみくもに勉強するよりも効率的に、スコアアップ・合格を目指すことができるのです。
ぜひ、購入してみましょう。

そして、重視したいのが、過去問を何度も解くことです。
過去問は、過去に実際に出題された問題ですので、過去問を解くことで、「どのような内容のものが出題されるのか？」「どのような傾向があるのか」を把握できます。
スコアアップ・合格には、欠かせないものです。

実際に試験を受けた人の話や勉強法を参考にする

初めて受ける資格試験は、とても緊張しますし、どのように勉強をすればよいのかわからないものです。
そこで、オススメなのが実際に試験を受けた人の話や勉強方法を参考にするということ。
インターネット上には、実際に試験を受けた人、合格した人などの情報があります。
スコアアップ・合格した人は、どのような勉強法で勉強していたのか、どのような試験だったのか、どのような点に注意したのかをチェックしておきましょう。
事前に情報を集めておくことで、攻略のポイントが見えてきます。
大学生のうちは、意外と時間があるものです。
空いている時間を上手く活用して、将来のために英語力を磨いておきましょう。

コウ

IT企業に就職後、フリーランサーとして独立。
主にWEBサイト運営、パソコン整備を行っています。