大学生の通学時間はどのくらい?
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- 公開日:2022/3/28
- 最終更新日:2022/4/15
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「独立行政法人日本学生支援機構:令和2年度学生生活調査結果」によると、大学生の平均通学時間(全国)は以下の通りとなっています。
(居住形態別・地域別片道通学時間)
自宅
1位 31~60分 31.5%
2位 61~90分 29.2%
3位 91~120分 17.7%
学寮
1位 0~10分 65.2%
2位 11~20分 19.9%
3位 21~30分 7.6%
下宿・アパート・その他
1位 0~10分 42.8%
2位 11~20分35.8%
3位 21~30分 11.5%
この場合の自宅とは、親元から大学に通学する場合です。
学寮とは、学校の寮を意味しています。
自宅から通う場合には、片道1時間以上かかる学生が約半数を占めている結果です。
反対に、学生寮や下宿、一人暮らしをしている大学生の場合には、30分以内で通える場所に住んでいる人がほとんど。
居住形態によって、大学に通学するまでの平均時間が大きく異なることがわかります。
大学生になってから一人暮らしを考えている方は、大学から近い場所、0~20分の範囲内に住む人が多いと知っておきましょう。
大学の近くに住むメリットとは?
大学の近くに住むメリットは以下の通りです。
- 大学までの距離が近いため、遅刻などをせずに済む
- 講義がない空き時間には、自宅に帰って休むことができる
- 交通費を大幅に節約できる
などが挙げられます。
大学までの距離が遠いと朝早くから準備をしないと間に合いません。
また、電車などが遅延した場合には、講義に遅れてしまうこともあります。
ですが、大学から近ければ朝もゆっくりと過ごすことができますし、遅刻の心配もそれほどないでしょう。
大学まで1時間以上かけて通うのは悪いことではありませんが、通うだけで疲れてしまう場合もあります。
とくに、通勤ラッシュの時間帯には、大学生だけでなくサラリーマンやOLなど多くの人が公共機関を利用しますので、かなりのストレスや疲労を感じてしまうことでしょう。
疲れた状態で講義を受けていると、居眠りをしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
大学に入学してみるとわかりますが、学年や学部によって講義と講義の空き時間が意外と多くあります。
自宅が遠いと、一旦帰宅することはできませんが、大学から近いと空き時間の間は自宅で過ごすことができるのです。
大学から近い場所に住んでいるとこのようなメリットがあります。
それから、「交通費の大幅な節約」ができる点も大きな魅力です。
大学の場合、バスや電車等を利用して通学する人がほとんど。
バスや電車の定期券を購入すると、かなり高額になります。
学費や家賃、生活費等、大学では多くの費用がかかりますので、大学の近くに住んで無駄な交通費をできるだけ節約するのは、とても重要です。
大学の近くに住むデメリットとは?
大学の近くに住むメリットについて紹介しましたが、デメリットも存在します。
デメリットは、以下のようなものです。
- 学生のたまり場になってしまいがち
- 大学が休みの日でも大学の先輩・同級生・後輩などと会ってしまう
- エリアによっては、家賃が高くなる場合がある
などがデメリットと言えるでしょう。
最も大きなデメリットは、「他の学生のたまり場になってしまいがち」。
飲み会やサークル活動の後などに家が近いからということで、他の学生のたまり場にされてしまいます。
終電がなくなってしまった場合などには、泊まり込んでしまう学生もでてくるので注意が必要です。
大学の近くの場合、休みの日でも大学の先輩・同級生・後輩などと会ってしまうことがあります。
大学生活のオンとオフが上手く切り替えられないと嘆く人もいるのです。
大学周辺は、人気が高く多くの学生が住みたいと考えますが、エリアによっては家賃が通常よりも高くなってしまう場合もあります。
とくに、都内の大学などに通う場合には、大学の近くのエリアを希望するとなかなか希望の物が見つかりません。
大学生の家賃は、保護者にとって大きな負担となりますので、大学までの通学時間はもちろん重要ですが、家賃相場についてもきちんと把握しておく必要があります。
相場よりも大幅に高ければ、少し離れた場所で探す方がコストを抑えられる可能性が高まるでしょう。
これから、大学に入学する方はぜひ参考にしてください。
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