大学生は健康診断を受診しなければいけないのか?

       
  • 公開日:2022/3/2
  • 最終更新日:2022/4/15
健康診断

大学生は、「学校保健安全法」に基づいて実施されているので、毎年必ず受診しなければならないのです。

毎年、健康診断を受けることで、病気の早期発見・早期治療が行えるのが大きなメリットです。
自分の健康状態を把握するためにも大切なものと言えるでしょう。

大学で、健康診断を行う理由は、次のような理由。

  • 病気の早期発見のため
  • 学生の健康保持を図るため

などの理由で実施されています。

大学生の健康診断の項目は、次のようなものです。

  • 身長・体重の測定
    身長測定
  • 視力検査
    視力検査
  • 血圧
    血圧検査
  • 尿検査
    尿検査
  • 医師による診察
    医師
  • 胸部X線(指示のあった人など)
    X線検査
  • 心電図検査(対象者のみ)
    心電図

などとなっています。

健康診断で行われる項目については、大学などによって異なる場合がありますので、大学のホームページや案内などで確認しておきましょう。
健康診断を実施する時期は、大学によっても異なりますが、毎年3~4月の春頃に行われることが多くなっています。
健康診断を受診しなかった場合の罰則などは設けられていませんが、必ず受診をするようにしましょう。

健康診断を受診しないデメリットについて

デメリット

健康診断を受診しなくても、罰則などはありません。
そのため、「健康診断を受けなくてもよい!」「前に受けたから大丈夫!」などと考えてしまう人もいるようです。
ですが、結論から言えば、必ず健康診断を受診した方がよいでしょう。
健康診断を受けないデメリットは以下の通りです。

① 就職活動の際に求められる健康診断証明書が発行されない
② 運動部に所属している場合、健康診断書が求められる場合がある
③ 教育実習・介護実習などでも必要な場合がある
④ 奨学金の申請時に必要な場合がある
⑤ 留学を希望する際にも必要になる

健康診断を受診すると、通常「健康診断証明書」の発行が可能となります。
大学生で健康診断証明書が必要になるケースは、意外と多く、就職活動・実習・スポーツ大会へのエントリー・奨学金の申請・留学等の際に必要となるのです。

各大学が行う定期健康診断を受診していれば、受診して一定の期間が経過すれば、「健康診断証明書」が発行され、その証明書を必要な場合に提出できます。
ですが、大学の定期健康診断を受診していなかった場合には、発行されないため、就職等で必要になってもすぐに準備することができません。
求められた際に、提出できるように必ず大学の健康診断は毎年受診するようにしましょう。
就職活動で使用する健康診断証明書については、3年生のときのものではなく、4年生の際に実施される定期健康診断を受診しなければならない場合がほとんどなので、注意が必要です。

大学で健康診断を受けなかった場合、どうすればよいのか?

大学で、毎年実施されている健康診断を受診せずに、就職や実習等で必要な健康診断証明書が発行されない場合は、自分で病院に行って、健康診断を受診する必要があります。
病院で健康診断を受診することで、健康診断書を取得することができるのです。

ただし、大きな問題があります。
それは、「費用の問題」です。
大学で行われる健康診断は法で決められているので、原則無料で学生は受診できますが、病院へ行って自分で受診する場合には、自己負担となります。
健康診断にかかる費用は、病院や診断項目等によって異なりますが、数千円~数万円かかるのが一般的です。
また、病院で健康診断を受けるとなると、予約をしなければなりませんし、時間も手間もかかります。
大学で健康診断を受けなくても、罰則はないのですが、様々な活動で支障がでてしまいますし、時間もお金もかかることから、大学の健康診断は必ず毎年受診するのが良いと言えるでしょう。
お金と手間、時間の節約にもなりますので、覚えておきましょう。

 

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IT企業に就職後、フリーランサーとして独立。
主にWEBサイト運営、パソコン整備を行っています。

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