大学生が一人暮らしをするための初期費用はどのくらい?
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- 公開日:2022/2/10
- 最終更新日:2022/4/15
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大学生が一人暮らしをするためにかかる初期費用は、約50~60万円と言われています。
この初期費用とは、次のような費用のことです。
- 物件探しにかかる費用(礼金、敷金、前家賃、斡旋手数料、仲介手数料など)
- 新生活に必要な物品の購入費用(家電製品、家具、寝具、インターネット契約・工事、携帯、自転車など)
- その他(引っ越し代、当面の生活費、保険料など)
この初期費用については、どこに住むかによっても異なります。
家賃相場が高い都心部などであればもう少し高額になりますし、地方であればもう少し少額で済むでしょう。
いずれにしても、大学の入学費・授業料などとは別に費用がかかることを想定しなければなりません。
初期費用はどのように工面しているのか?
大学生の場合には、一人暮らしにかかる初期費用を保護者に出してもらうのが一般的です。
ですが、約50~60万円もの費用をすぐに用意するのは難しいもの。
初期費用は、どのように工面しているのかについて解説します。
初期費用は、次のような方法で工面している保護者が多いのです。
- 学資保険に入っていた
- 事前に貯金をしていた
- 奨学金を申請した
などの方法で、資金を工面している保護者が多くなっています。
とくに、学資保険や貯金を使って工面する人がほとんどです。
学資保険とは、大学だけでなく教育資金を準備するための保険。
毎月決められた保険料を保険会社に支払うことで、子どもの成長にあわせて保険金(教育資金)を受け取れるものです。
子どもの教育には、高額な費用がかかるため、学資保険などを使って計画的に貯めている人が多くなっています。
奨学金とは、経済的な余裕がない人を対象として、進学に必要なお金を付与、貸与する制度のことです。
奨学金には、大きく分けると2つのタイプがあります。
「付与(給付)」と「貸与」の2つです。
付与とは、返済不要のタイプの奨学金。
貸与とは、返済が必要な奨学金です。
付与とは違い、将来的に奨学金を返済しなければならないという違いがあります。
一般的には、大学を卒業して就職してからの返済となりますが、このコロナ禍や不況によって返済に苦しんでいる人もいる点に注意が必要です。
奨学金を申請するのであれば、付与を選ぶのがよいでしょう。
将来、大学で学びたい!一人暮らしをしたい!と考えているのであれば、保護者の方とよく相談して計画的に準備を進めておくことが大切と言えるでしょう。
大学生の一人暮らしにかかる月々の費用はどのくらい?
全国大学生協連の「第56回学生生活実態調査」によれば、下宿生の1ヶ月の生活費は、2020年のデータで121,180円となっています。
その生活費とは、次のような費用です。
- 家賃
- 食費
- 大学までの交通費
- 教育娯楽費
- 書籍代
- 電話代
- 勉学費
- 日常費
- その他
- 貯金・繰越
などの費用となります。
大学生が一人暮らしをするためには、毎月約12万円お金がかかるので、その分の収入が必要となることを覚えておきましょう。
大学生の月々の主な収入としては、次のようなものがあります。
- 保護者からの仕送り
- アルバイト代
- 奨学金
- その他
単純に考えると、毎月の収入が12万円以上となるようにしなければ生活が成り立たないことになるでしょう。
最近では、コロナ禍によって失業してしまった、あるいは収入が大幅に減ってしまった保護者も多くなっています。
また、アルバイトについてもシフトを大幅に減らされてしまう、アルバイトができないなどの状況も目立ちますので、注意が必要です。
大学生になったら、一人暮らしをしたいと考えている人は、月々の収入についてしっかりと考えておく必要があります。
主にWEBサイト運営、パソコン整備を行っています。